約４０にもなる顔の筋肉ですが、アメリカやヨーロッパに比べて
表情の変化の少ない日本人は日常生活での使用率が少ないようです。
その中でも、表情の若々しさ、見た目年齢に強く影響するのが、
笑筋、頬筋、大頬骨筋、小頬骨筋、口輪筋などの表情筋です。
表情筋 ： 笑筋、頬筋、大頬骨筋、小頬骨筋、口輪筋
筋の機能は年齢共に衰えていきます。
習慣的な運動で筋の機能維持向上は若々しさを保つために不可欠。
顔でシワ・たるみが気になる部分はどこですか？
１位 ほうれい線 ４７、２２％
２位 ほほ、口元のたるみ ４３、２０％
３位 目の下のシワ ２９、８９％
一般的にはたるみケアの方法は、
化粧品などの皮膚の外側からのアプローチですが、
皮膚を支える土台となっている筋肉です。
外側からのアプローチも大事ですが、
内側からアプローチするほうがもっと重要です。
顔の筋肉の特徴として、
「薄い筋肉組織が線維束によってお互いに連結している」
「骨と皮膚、皮膚と皮膚を結合しているため（皮筋）、
顔の細かな表情をつくることができる」など、
身体の筋肉とは仕組みや役割が大きく異なる点があります。
たるみの原因の一つである顔の筋肉事態の弛緩を、
筋肉トレーニングで鍛えることで改善できます。
筋機能の維持向上は、年齢問わずできます。
一番は、口角を上げることです。
・口角の端に指をあてて持ち上げる
・割り箸をくわえる
口角を上げると、脳の血流が良くなり、ドーパミンが分泌されます。
ドーパミンが分泌されると、楽しい気分になるのでプラス思考になり、
モチベーションが上がります。
口角や頬を引き上げる筋肉を鍛えるということは、
表情筋を鍛えるということです。
表情筋を鍛えると表情が豊かになります。
その代表が「笑顔」です。
顔の筋肉を鍛えることが外観の若さにも影響します。
毎朝、鏡の前で笑顔の練習をしましょう。
