更年期障害、なぜ症状には個人差があるの?

2015年11月1日

女性が40~50代になると卵巣から分泌される

女性ホルモンの一種であるエストロゲンが減り、

自律神経が乱れることから、ほてりやのぼせ、

イライラ感など更年期障害の症状に悩む方が出てきます。

 

 

 

しかし、体調不良で寝込みがちになったり日常の

生活さえ困難になる人も多くみられる一方で、

20~30代の頃とほとんど変わらず、ハツラツと

過ごしている方もいます。

 

 

この差はどこから出てくるのでしょうか。

家族に重度な更年期障害を経験された方がいると、

「自分も症状が重くなるのでは…」と、

心配になるかもしれません。

 

 

そんな不安を払拭するには、症状が重くなりやすい人の

特徴を知っておくと少しは楽になると思います。

 

更年期障害の症状が出やすい人の特

 

 

1:月経前緊張症候群(PMS)の重い方

 

生理前後の女性ホルモンの急激な変化に敏感な体質の方は、

更年期もホルモン変動により重い症状が出ることがあると

いわれています。

 

 

2:責任感の強い、几帳面な方

 

まじめで完璧主義の方は、どうしても日常生活で

ストレスをためやすく、その影響で自律神経の乱れを

招きやすいといわれています。

 

 

3:睡眠不足、過労、食生活が乱れている方

 

いずれも、症状は重くなる傾向にあるといわれています。

 

 

更年期障害を軽減するための4つの法則

 

1:バランスのとれた食生活を心がける

2:適度な運動を継続する

3:気分転換になる趣味をたくさん持ち、

  ストレス解消に努める

4:鍼灸治療を受けてホルモンバランスを整える

 

 

更年期障害を引き起こす、エストロゲンの減少は

一定の年齢になると起こることですから、

軽い運動や気分転換を心がけてできるだけ楽に、

その時期を乗り越えることができるといいですね。

 

 

もちろん、体質などで症状が非常に重い場合も

ありますから、その時は早めに専門医に相談する

ようにしましょう。

 

 

更年期障害は一定の時期が来ると必ず症状が

軽減しますから、つらいときは我慢しすぎず、

薬で乗り切るのもひとつの方法です。

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