ビワは、万能薬

2018年6月30日

ビワの実は老廃物の排泄を促進してくれます。

また、粘膜を保護する作用があるベータカロチンを

多く含むことから、夏風邪の咳に効くとされてきました。

 

葉に含まれるアミグダリンは炎症を抑えるほか、

近年ではガンに効果があることが分かってきています。

 

葉には他にも整腸作用のタンニン、抗菌・抗炎症作用のサポニン、

疲労回復のクエン酸などの有効成分が多く、

古くから「ビワの葉茶」として飲用されてきたのもうなずけます。

 

ビワの葉から作る「ビワの葉エキス」も有名です。

 

よく生育した大きな緑色の濃いビワの葉を水洗いし、

日干しで乾燥させます。

 

これを数センチ幅に切って、大きめの瓶容器に入れて、

焼酎(またはアルコール35度以上のホワイトリカー)で

漬けこみます。

 

時々瓶を振り、早ければ2,3ヶ月で濃い緑色の

液体になります。

 

茶色くなったビワの葉を取り出すと、ビワの葉エキスの完成です。

 

このエキスは飲用もできますが、主に外用に用いられます。

殺菌作用、鎮痛作用や抗炎症作用があるので、口内炎や歯槽膿漏と

いった口の中の疾患にも使えるのは利点です。

 

敏感肌、特にアルコールにかぶれやすい場合には注意が必要です。

 

ビワのはエキスを灸施術に用いることもあります。

エキスと塗布した後に、皮膚の上に直接モグサをひねった

灸を立てて、線香で火を点けて焼ききります。

 

熱の浸透が良いほか、火傷になりにくいといった利点があります。

 

また、肌の上にビワの葉を敷き、その上に灸を燃やして

薬効成分を活かす方法もあります。

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私たち治療家でなくても、家庭で簡単に温灸をすることができます。

 

コンニャク湿布にビワの葉を使う方法。

 

・ビワの葉の上にゆでたコンニャクをタオルでくるんで置く。

・ビワの葉エキスを皮膚に塗ってからコンニャク湿布をする。

 

膝痛や腰痛、五十肩、関節痛などの慢性的な痛みに効果があります。

 

食べよし、飲んでよし、使ってよしのビワは、

身近な万能薬といえますねぇ。

 

ビワの葉は9月から10月頃に採取するものが、

大きく厚みがあって使い勝手が良いようです。

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