漢方的の考えですが、
寒くなると「腎」の働きが弱くなり、
解毒作用が滞り体調不良が起こりやすくなります。
また、冬は春に向けて体力を蓄えておく時期で、
家でゆっくり身体を休めることです。
薬膳の考え方では、腎の働きをサポートする食材は、
体温と水分を調整する貝類やサケ、タラ、エビ、イカ、海藻類、
腎の機能を整えるキクラゲ、キノコ類、ゴマ、ゴボウなど
があります。
冬の時期に海鮮鍋やシチューなどにこれらの
食材を入れて食べることは理にかなっています。
★ 冬におススメのツボ
◆カラダを効果的に温めるツボ
・気海(きかい):へその下指一本と半分下
温めると免疫力が上がります。
・大椎(だいつい):首を前にたおしたときに出てくる
骨の下
カラダを温める大事なツボです。
ここを冷やさないするとカラダ全体が
温まります。
・風門(ふうもん):大椎から2つ目の突起の骨の部分
寒さを感じたり、風邪っぽいときに
温めると良いところです。
◆“腎”の働きを助けるツボ
・腎兪(じんゆ):ウエストの一番くびれている部分で
背骨の中心から指2本外側
カラダ全体の調子を整え、腎の働きを
活発にします。
・三陰交(さんいんこう)足のうちくるぶしから指4本上
骨のきわ
腎の働きを助けると共に女性特有の症状に
欠かせないツボ
・太谿(たいけい):内くるぶしとアキレス腱の間の
くぼんだ部分
内側から冷えを感じ腎の働きが低下している
場合に刺激すると効果的
◆寒さでカラダが硬くなった時のツボ
・肩井(けんせい):肩の一番高い所を押して痛い部分
寒くて肩こりがある方にオススメ。
全身の血行が良くなるので冷えにも効果
・中府(ちゅうふ):外側の鎖骨の下のくぼんだ部分
「気」が集まるツボ