普段、私が施術をしている時に何を考えてカラダを
ほぐしているのかを書きますねぇ。
お客様から「硬いでしょ」「凝ってるでしょ」とか
言われます。
ほかの店では、「よく凝ってますね」とか「硬いですね」とか
言いますけどね。
私には、そんなの関係ないのですよ。
カラダが疲れてほぐしてほしくって来店されているのだから
凝っていて硬いのは普通なんですよ。
それより、疲れて硬くなったカラダをどのようにほぐしたらいいのか?
どこの部分をほぐせば楽になるのか?・・・なんです。
みなさんは「硬いところ」や「凝っているところ」がほぐすところと
思っているでしょうが、そうではありません!!
確かに「硬いところ」「凝っているところ」をもんでもらったら
気持ちは良いですが、本当にほぐれていますか?
気持ちいいだけでいいのでしたら、それでいいと思います。
が!!
私は、カラダをほぐして体の心から楽にするのは違うと思っています。
疲れが溜まって硬くなっているカラダは、ロックが掛かっています。
このロックを外さないかぎりカラダは弛みません。
その証拠に、もんでもらった時は「楽になった」と思っていても
家に帰って寝ようとしたときや、翌日の朝に疲れを感じたりしていませんか?
これは、 疲れて硬くなった筋肉をほぐしただけだからです。
確かに硬くなった筋肉をもみほぐすと気持ちはいいですが、
その部分だけをほぐしてもカラダをほぐしたことにはなりません。
カラダのロックを外して、しっかりカラダを弛めるとあくる日の朝は
カラダが軽くなっていてとても爽快な気持ちで起きることができますから^^
また、カラダをほぐしながらどの深さの疲れ・コリをほぐしたら
お客さんのカラダが楽になるか?
お客さんのカラダと私の指とで相談しながらもみほぐしています。
「硬い」「凝っている」からといってガムシャラニ揉んでもダメです。
グイグイ揉んでもらったら気持ちがイイでしょうが、場合によっては
筋肉を傷めてしまいかえって痛くなったり、もみかえしが起きます。
また、凝っているところをほぐしたほうがいいのか、
違う場所をほぐしたほうがいいのか、お客さんのカラダの反応を
私の指で感じながらほぐしています。
ですので、私はお客さんをほぐしていて疲れを感じません。
お客さんのカラダがほぐれていくのを指で感じると楽しいです。