最近、「フレイル」というものに注意が向けられています。
もとは「フレイルティー=英語で弱さ、虚弱という意味」です。
「フレイル」とは、”筋力や心身の活力が低下した状態”のこと。
多くの高齢の方がフレイルの段階を経て要介護状態になるので、
予防が大切です。
◆フレイルの検査の仕方
□ 体重が減った。 (1年間で2~3kg)
□ 最近、以前より疲れやすくなった。
□ 筋力が衰えた。 (買い物が大変になった)
□ 歩くのが遅くなった。 (横断歩道が青信号で渡れなくなった)
□ 身体的な活動が少なくなった。 (出かけることが減った)
3つ当てはまると要注意です。
◆ 予防法
・速遅歩きをする。
家の周りを歩くのですが、速歩きと遅歩きを交互にあるくのです。
最初の角から角間でを速く歩き、次の角までをゆっくり歩き、
次の角まで速く歩く。
・イスや机につかまって足の運動をする。(10秒止める)
・イスに座って膝を伸ばす運動をする。 (10秒止める)
・筋肉の元になるタンパク質(肉類、魚)やカルシウムを摂る。