骨が折れた時にする応急処置法

2015年11月19日

夏のレジャー、冬の凍った路面など、滑って転んで

骨折する危険性は一年中あります。

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今回は急な骨折をしてしまった時の応急処置を

書きます。

 

 

1. まずアイシング!(冷やすこと)

 

氷を入れたビニール袋(あれば氷のう)で冷やします。

タオルにくるんで当てるようにしましょう。

 

直接当てると凍傷を引き起こしたりする可能性があります。

保冷剤やアイスノンなどもあれば活用しましょう。

 

 

2. 心臓より患部を高く挙げて、安静にする

 

心臓よりも上にあげることで腫れと余分な出血を抑えることができます。

これは可能であれば行うようにし、無理に行う必要はありません。

 

また、骨折の悪化を防ぐためには安静が必要です。

 

 

3. 添え木をあてて固定する

 

添え木(この場合、患部をまっすぐ保持できるもので

あればなんでも可。

 

ダンボールを適当な長さに切って重ねて当てたり、

新聞紙を折って使ったりすることも出来ます)をあてて、

包帯や布で固定しましょう。

 

 

骨折部を安静に保てるため、痛みの軽減に役立ちます。

 

 

添え木を当てる時は、きつくならないように注意が必要です。 

(きつくしばると、患部の血流を妨げてしまう危険があります)

 

 

4. 三角巾を使用する

 

受傷部位が肩、肘、腕の場合は三角巾で支えます。

三角筋がない場合はスカーフやテーブルクロスなど

適当な布を代用にします。

 

 

腕をつって支え、患部の負荷を軽くします。

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応急処置の後はすぐに、整骨院、整形外科へ

 

なるべく早く整骨院か整形外科を受診するか、

救急車を呼びましょう。

 

 

折れた骨が傷口から見えているような開放骨折や、

高所からの落下などで骨盤など大きな骨折が予想される場合、

呼吸が早い、意識がないなど全身状態に変化のある場合は

すぐに救急車を呼びましょう。

 

 

専門的な骨折治療が必要です。

 

 

開放骨折は受傷してから8時間以内に治療を受けることで、

治癒率が上昇します。

 

 

開放骨折の場合、一刻も早く整形外科医のいる病院に

運ぶことが必要です。

 

 

骨折時にやってはいけないことは?

 

突き指かな?と思って受傷部位を引っ張ってしまうのが

一番やってはいけないことです。

 

引っ張ってみたけど、痛みが強くて整骨院か整形外科を

受診したところ、骨折していて、その後、指が変形して

しまったという方もいるため気をつけましょう。

 

 

【私からのアドバイス】

 

骨折のみならず、捻挫や突き指の最初の処置はアイシングです。

まず冷却を開始して安静、それから整骨院か整形外科を受診するか、

救急車を呼ぶか考えましょう。

 

 

ただし、開放骨折や受傷部位が大きい場合、全身状態が

良くない場合は即救急車を呼びましょう。

 

 

誰にでも骨折する可能性はあります。

応急処置とその後の対応を覚えておきましょう。

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