毎日家事をしている主婦は、男性より脳が元気で
長生きするそうです。
買い物に行ったり、食材を選んだり、献立を考えたり、
掃除をしたり、とカラダ全体を毎日使っている女性は、
男性よりも脳が元気です。
そこで、家事にひと手間をかけてより脳を
活性化してボケ予防しましょう。
脳には、8個の脳番地(脳の領域)があります。
記憶、視覚、感情、思考、理解、聴覚、伝達、運動の
8個です。
① 記憶系
4,5歩歩いたら何をしたか忘れてしまう方。
時間を気にしなくなり、ボーっとすることが増えると
記憶力は確実に衰えます。
タイマーを利用して、脳を刺激しましょう。
「10分で風呂を掃除する」「5分で引き出しの中を整理」
など、時間を意識すると脳が元気になります。
② 視覚系
本を読むのが面倒になったという方。
部屋の汚れやホコリが気にならなくなった方。
物事をよく観察することが大事です。
掃除をする時ほうきを使ってしましょう。
③ 感情系
ため息が多くなった方。
ドキドキ、ワクワクする気持ちが脳を活性します。
例えば、夫を福山雅治だと妄想して料理を作りましょう^^
妄想力のある人は、
何歳になっても若々しい脳を持ち続けられます。
④ 思考系
物事を決めるのに時間がかかる方。
脳の「司令塔」とも呼ばれる思考が弱ると、
脳のブレーキがきかなくなります。
「お金を使わない」という制限を自分に与えて、
我慢することが思考系を鍛えます。
⑤ 理解系
情報を理解し、将来に役立てることを担います。
⑥ 聴覚系
耳で聞いたことを脳にインプットします。
⑦ 伝達系
あらゆるコミュニケーションを通じて意思の
疎通を担います。
⑧ 運動系
時々食べ物をこぼしてしまう方。
カラダの中で普段あまり使っていないところを動かしましょう。
利き手でない反対の手を使って拭く掃除やはんこ押しをすると、
大きな刺激なって脳が成長します。
普段の生活の中でしていることに少し変化を
つけるだけで脳は活性化されます。
ボーっとテレビを見ているよりも、ラジオを聴きながら
カラダを動かしましょう。
参考:家事の脳トレ65 (主婦の友社)
読売ファミリー 2016年1月27日号