だるい・疲れやすいの原因は、
日常生活のなかにあります。
風邪など、何かの病気にかかったときに
カラダがだるくなりますが、病気でなくても
「だるい」「疲れやすい」という方もいます。
その原因は様々ありますが、まず考えられるのが
栄養のアンバランスです。
カラダノ燃料(炭水化物・脂質・たんぱく質)が
不足すると疲れます。
しかし、とり過ぎると血液がドロドロになって
血液循環が悪くなり、細胞は酸素・栄養不足に
おちいって疲れが出てきます。
また、鉄分不足による貧血が原因の場合もあります。
鉄分は血液中で酸素の運搬役(ヘモグロビンの材料)
として働きます。
これが不足すると細胞は酸欠状態になり、
疲れが出るのです。
その他としては、ストレスがあげられます。
「気疲れ」といいますが、ストレスは心だけでなく、
カラダの疲労も招きます。
■ こんな人は疲れやすい
~活習慣病にある疲労の原因~
・甘いものや脂っこいものが好き
・好き嫌いが多い
・鉄分不足による貧血
・賛成食品をよく食べる
・ストレス
・運動不足
・煙草を吸う
・睡眠不足
● 家でゴロゴロしているだけでは疲労は
解消されません。
疲れてくると、「たくさん食べて栄養をつけよう」
といいますが、ご飯(炭水化物)や肉類(資質)が
エネルギーに変化するにはビタミン類やミネラルが
必要です。
不足するとカラダはエネルギーを作り出すことが
できないので、不足しないように心がけましょう。
◆ クエン酸
スポーツをした後にレモンの薄切りを食べた・・・
経験を持っている方は多いと思います。
これはレモンに含まれるクエン酸の作用を利用した
疲労回復法です。
ご飯に含まれる「炭水化物」が体内で燃料として
活用される際、完全燃焼されず、燃えカスが残る
ことがあります。
この燃えカスが「乳酸」という疲労物質に変化して
疲労をもたらすのですが、クエン酸は燃えカスが
残らないように効率よく燃焼させて疲労回復を
早めます。
また、鉄分やカルシウムを体内に吸収しやすくする
働きもあります。
◆ ビタミンB群
カラダが炭水化物・脂質・タンパク質を燃料として
活用する際、必要なものがあります。
それがビタミンB群です。
ビタミンB群は疲労回復を促すだけでなく、細胞が
新しく生まれ変わる際に不可欠だったり、体内の環境を
調整するホルモンを作ったり、神経が正常に
働くうえでも重要な役割を担っています。