私たちはこうして末期ガンから生還した!(1)手の施しようがないと宣告

2018年3月23日

                アサ芸プラス より

 

まだまだ“不治の病”というイメージが強いガン。

年間約100万人が罹患し、約40万人が亡くなる。

 

治療は手術、抗ガン剤、放射線が主流だが、再発も多い。

しかし、医者から「余命0」と宣告されて見放されたにもかかわらず、

3大療法に頼らず奇跡の生還を遂げた、元末期ガン患者たちがいた。

 

彼らのガン克服ドキュメントをお伝えしよう。

 

 

「あなたは、前立腺ガン。リンパには転移していないものの、

恥骨に転移しており、ステージも最終段階の末期ガンなので、

手術も抗ガン剤も放射線治療も一切できないと言われた。

 

手の施しようがないと。そう告知を受け、“死”というものが

現実に目の前に現れ、谷底に突き落とされたような

ショックを受けました」

 

今だから、とこう話すのは佐々木英雄さん(78)だ。

生まれも育ちも宮城県。定年まで42年間勤めた銀行を

退職後の2007年4月のこと。

 

もうじき死ぬのかと、目の前が真っ暗だった。

地方では一番の大学病院の医者から「できることはない」

と言われたのだ。

 

保健師だった奥さんが持っていた“健康本”を片っ端から読み漁った。

なんとか治りたい一心だった。

そして出会ったのが故・安保徹新潟大学教授(当時)の著書

「体を温め免疫を高めれば、病気は治る!」(宝島社、石原結實氏と共著)。

 

免疫力を上げ、自然治癒力でガンに立ち向かってみようと決める。

週に1回、安保教授の勧める療法を受けるため、県外の病院に

新幹線で通院する日が続いた。

 

「安保先生の教えがよりどころで、先生の言うガンを治す4カ条

 

【1】ストレスの多い生活のパターンを見直す。

【2】ガンの恐怖から逃れる。

【3】免疫を抑制するような治療を受けない。

   受けている場合はやめる。

【4】積極的に副交感神経を刺激する)を手がかりに、

  自分なりに治療方針を立てて、実践しました」(佐々木さん)

 

生来の完璧主義者だった佐々木さんは、安保教授の教えを完璧に

実践しようとする。

 

それまでの忙しい生活スタイルを見直し、食事は玄米菜食主義。

そして、ウオーキングや半身浴、爪揉みなどを行う。

 

しかし一人でやる不安はつきまとう。

はたしてこれでいいのか‥‥。

 

ガン宣告から5カ月ほどたった頃、「がんの患者学ワールド」

というチラシを目にする。

 

ガンを克服した人たちが集まる講演会だった。

さっそく神奈川県内の会場に駆けつけた佐々木さんは、

「原因を取り除けばがんは治る!」という熱いメッセージに感銘を受けた。

 

会ではガンになる3大原因を

「ライフスタイルの乱れ」

「食事の乱れ」

「心の持ち方の乱れ」

と訴えている。

 

自身が実践していた方法とも重なる、ガンの原因と結果の図は、

絶望から希望への羅針盤のように見え、ガンとの闘いにより向き合うようになった。

 

「22時には寝つく早寝早起きになりました。

毎日1時間のウオーキングも、有酸素機能を高める

インターバルウオーキングに替えた。

 

体を温める入浴法も取り入れ、俳句を作るようになって

心に潤いも取り戻したんです」(佐々木さん)

 

数カ月がたち、体調は非常によかった。

ガン宣告から1年が経過し、佐々木さんは大学病院でMRI検査を受けた。

 

結果、画像からガンが消滅。

今年でガン宣告から11年目を迎えたが、いたって健康だ。

 

今では「いのちの田圃の会」(045-960-3368)の代表として、

悩むガン患者に手を差し伸べてもいる。

 

 

                  アサ芸プラス より

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