人は目、耳、鼻、舌、皮膚といった感覚器を
通して様々な刺激(情報)を取り入れています。
その情報はさらに神経を通して脳へと伝えられ、
「感じ」、また次の行動を起こすができます。
私たちは何かを見て「きれい」と感じたり、
何かを口にして「おいしい」と感じたり、
何かに触れて「痛い」と危機を感じたりと・・・
人の感覚は特殊感覚と一般感覚の2つに大きく分類
することができます、
視覚、聴覚、嗅覚、味覚などの特殊感覚に
含まれています。
一般感覚は、さらに体制感覚と内臓感覚に
分けられます。
このうち体制感覚には皮膚感覚と深部感覚が
含まていいます。
体制感覚は特殊感覚と異なり、感覚器が外から
はっきり見えず、皮膚、筋肉、腱、関節、内臓の壁
そのものに含まれています。
刺激(情報)を伝える神経系は、刺激を感じたり、
命令を出したりする役割を果たす中枢神経と、
刺激や命令を伝える役割を果たす末梢神経の
2つに分けられます。
末梢神経は感覚器で受け取った刺激を中枢神経に
伝える感覚神経と、筋肉に中枢神経からの命令を
伝える運動神経とに分けることができます。
末梢神経は細かく枝分かれして、身体の隅々まで
行きわたっています。
刺激(情報)が脳へ正しく伝わらない、もしくは
脳からの命令が正しく筋肉へと伝わらない場合、
障害が発生しているということになります。
筋肉は運動指令に応じて
「どの程度収縮すれば良いか」
「どの程度の力が必要か」
などの筋活動の調整も必要になります。
中枢からの刺激で、筋肉が収縮したり、伸ばされたり、
運動の程度によって調整しています。
当院でしている徒手的マッサージは、
患部にマッサージによる振動刺激療法を施して
筋肉の緊張を緩和、または、筋収縮を促進したりして
直しています。
この方法は、古代ギリシャ時代から用いられている療法です!!