生理前(PMS)は何故おきる

2016年5月12日

生理前になると下腹部痛や頭痛が起こるという方は

少なくないと思いますが、他にもたくさんのつらい症状があり、

そのひとつが吐き気です。

 

 

なぜ吐き気が起こるのか、そのメカニズムをひもといてみましょう。

 

原因は体内で増えるプロスタグランジン

 

生理前から生理前半までに体内で急激に増える物質に

プロスタグランジン」があります。

 

 

これは陣痛の時にも分泌される物質で、子宮の収縮をうながして

生理の経血を体の外に排出しやすくする働きをしています。

 

 

「プロスタグランジン」の量が増えすぎると、腹部に強い痛みが

引き起こされます。

 

 

これが生理痛と呼ばれるものです。

血管も収縮させるため、腰痛やだるさなどの症状も現れるのです。

 

 

また、これは子宮だけでなく胃腸の働きにも影響を与えるため、

下痢や吐き気などの症状が出てしまうと言われています。

 

 

吐き気を抑えるためには、この増えすぎた「プロスタグランジン」

上手に抑制することが重要になってきます。

 

 

そのため、生理痛の鎮痛薬には、痛みのもととなる

「プロスタグランジン」が体内で作られ過ぎるのを

抑える作用を持つものがあります。

 

プロスタグランジンの増殖を抑える方法

 

体内でプロスタグランジンを過剰に作らせない方法としては、

身体を冷やさないことがあげられます。

 

 

というのも、身体が冷えて血行が悪くなると子宮を収縮させる力が

弱くなってしまうため、身体は子宮をより強く収縮させて血液を

子宮外に排出させようと、プロスタグランジンを過剰に分泌して

しまうからです。

 

 

生理痛を緩和させるためには、身体を温めて血行をよくすることが大切です。

さらに、プロスタグランジンの増殖を抑える作用のある食材を摂ることで、

生理痛や吐き気を緩和することもできます。

 

 

たとえば、γ‐リノレン酸やDHAなどの魚油には、

炎症を抑える効果があることがわかっています。

 

 

また、アーモンドや大豆には、子宮の収縮をゆるめる

マグネシウムが豊富に含まれていますし、マグロやサンマ、

サバなどの魚に多く含まれるビタミンB6は、

子宮の収縮をやわらげて緊張を抑える効果があります。

 

 

妊娠初期の「つわり」の可能性も?

 

生理前になると毎回胃痛や吐き気を感じるという人は、

もう慣れっこになってしまって「私はいつも生理前に

吐き気が起こるタイプだから、今回もきっと同じ」

だと片付けてしまうかもしれません。

 

 

しかし、実はそこに落とし穴が。というのも、

月経前症候群(PMS)で起こる吐き気と妊娠初期の

「つわり」の症状は、とても似ているのです。

 

 

月経前症候群(PMS)の症状の吐き気なのか、

それとも妊娠初期の「つわり」なのか判断に迷った時は、

基礎体温を確認してみるといいでしょう。

 

 

高温期がいつまでも続いて下がる傾向が見られないときには、

妊娠初期の可能性が高いと言えます。

 

 

生理前に吐き気の症状があるという人は、妊娠の兆候に

より早く気づくためにも、ふだんから基礎体温表をつけておく

ことをオススメします。

 

 

それでもどちらかわからず迷ったときには、

妊娠検査薬をためすか、婦人科でドクターの診察を

受けてください。

 

 

生理前症候(PMS)を鍼灸治療でも症状を

和らげることができます。

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