生理痛は、本当につらいですよね。
改善するためには、体を温めたり、睡眠を十分にとったり、
ストレスを溜めないように心がる……など、諸説あります。
しかし、いくら改善策をとってもなかなか症状がなくならない、
という人は、普段食べているものにも意識をしてみましょう。
実は、食べ物の中にも生理痛を悪化させるものがあるのです。
生理痛を一般に悪化させる、といわれているのは主に次のような
作用を持つ食べ物です。
[1]体を冷やす働きのあるもの
[2]子宮や血管を収縮させるもの
[3]体を「戦闘モード」にする交感神経を興奮させるもの
コーヒは、体を冷やす&戦闘モードにする
仕事の合間の一杯は、至福のひとときですよね。
しかし、コーヒーに含まれるカフェインは血管を収縮させ、
交感神経を興奮させてしまうのです。
つまり、体の冷えの原因になったり、生理中のイライラに
火をつけ、戦闘モードにしてしまうのです。
チョコレートは子宮を収縮させる
チョコレートに含まれる「チラミン」という成分には
血管や子宮を収縮させる働きがあります。
また、女性に大敵のカフェイン、さらに体を冷やすと
いわれる白砂糖も多く含まれているのです。
生理痛を改善したいなら、控えめに。
フルーツ&スイーツは体を冷やす
女性に人気の、トロピカルフルーツは体を冷やす作用が
あるといわれています。
その他、柿、バナナ、ミカンなども体を冷やします。
直接体を冷や、かき氷やアイスクリームもおすすめできません。
アイスはもちろん、スイーツ類にも使われる乳製品も
とりすぎると女性ホルモンに影響を与え、生理痛を
悪化させてしまうとされています。
栄養の吸収を妨げるインスタント食品
体調が悪いときに、手軽ではありますがインスタント食品は、
栄養が偏るだけではなく、体が必要とする栄養分の吸収を
妨げてしまうので、できれば避けるようにしましょう。
私からのアドバイス
最後に、生理中のイライラしているときについ、
飲みたくなるのがお酒です。
お付き合いなどでどうしても、というケースも
人によってはあるでしょう。
ただ、アルコールは肝臓で分解されるとき、
大量のビタミンを道連れにします。
それによって体内のホルモンのバランスを崩して
生理痛を悪化させてしまうこともあるので、
生理中は特に深酒は避けましょうね。