風邪薬を間違って飲んでいませんか?

2015年11月26日

冷え込む日が増えてきましたが、風邪をひいていませんか?

 

 

空気が乾燥していたり、不規則な生活が続いたり、

体力が低下していたりすると免疫力が低下して、

風邪をひきやすくなってしまいます。

 

 

風邪を引いた際の間違った薬の飲み方について

書きます。

 

 

正しく薬を飲み、早期に症状を和らげましょう。

 

■そもそも風邪とは?

 

風邪は、多くの場合ウイルスが原因で発症すると

考えられています。

 

 

免疫力が低下していると、いつもなら体内から

すんなり排除できるウイルスでも、カラダは強力な敵と

判断してしまいます。

 

 

その結果、カラダは体温を上げウイルスを撃退しようと

したり、粘膜についたウイルスを排泄しようとしたりします。

 

 

具体的な症状としては熱が出たり、鼻や喉の粘膜に

ウイルスがついた場合は咳や痰の絡みや鼻水など、

胃腸の粘膜なら下痢や嘔吐として現れます。

 

 

すなわち、風邪薬はウイルスと闘っている時の

これらの症状を和らげるための対処療法なのです。

 

 

■解熱鎮痛剤の間違った飲み方

 

「風邪っぽいからとりあえず熱が出る前に、解熱鎮痛剤を飲む」

という話をよく聞きます。

 

 

しかし、熱はウイルスを撃退する力を強化するため

にも必要なものです。

 

 

風邪の初期症状から飲み始めると逆に風邪の治りを

遅くしてしまう可能性もあります。

 

 

風邪薬はツラい症状を抑えるものなので、

高熱で苦しい時や頭痛、関節痛が激しい時に

服用するのが効果的です。

 

 

■抗生物質の間違った飲み方

 

薬を病状に応じて飲んだり飲まなかったりする方が

いらっしゃいます。

 

 

頓服的には服用してよい薬とダメな薬があります。

中でも、抗生物質は、用法用量をしっかり守ら

なければならない薬です。

 

 

医師の指示通り服用しなければ、耐性菌が生じて

しまう可能性が高いです。

 

 

耐性菌が生じると感染症が悪化してしまうこともあります。

 

 

抗生物質は免疫の低下により、あとから合併症として

細菌感染をしてしまった時に効果を発揮します。

 

 

風邪をこじらせ長期化している時などに必要に

応じて使われます。

 

 

「家にあったから・・・」という理由で、

自己判断で服用するのは止めましょう。

 

 

■注意すべき飲み合わせ4つ

 

(1)水を使わず唾(唾液)で飲んでしまう

 

  喉に薬が張りつき、炎症を起こしてしまうことがあります。

 

(2)アルコールで飲んでしまう

 

  副作用が強く現れてしまうことがあります。

 

(3)炭酸飲料で飲んでしまう

 

  特に、解熱鎮痛剤の効果が弱くなってしまうことがあります。

 

(4)牛乳で飲んでしまう

 

 牛乳の成分が薬をコーティングするので効果がなくなります。

 

 

何気なくやってしまっていることはありませんでしたか?

まず、一番大切なのは風邪をひかないことです。

 

 

免疫力を下げる原因は様々です。

最近ではストレスも自律神経を乱し、

免疫力の低下につながることも多いです。

 

 

心身ともにゆっくりと過ごす時間を作り、

定期的にカラダのメンテナンスをして

健康的なカラダを維持したいですね 😛 

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