「夕方になるとブーツがきつくなる」「足がだるくて眠れない」――
女性の多くが脚のむくみ に悩んでいます。
「体重は落ちたのに、下半身が痩せない」なんて原因もむくみかもしれ ませんね。
放っておくと脂肪細胞の肥大化を招いて下半身太りに!
手遅れになる前に・・・
◆なぜ、むくみが起きるのか?
私たちの皮膚の下には、血管とリンパ管が張り巡らされています。
栄養分を含んだ水分が血管壁からしみ出して細胞に届けられます。
一方で古くなった細胞や必要のない栄養分は老廃物となってリンパ管へ運ばれ、
腎臓を通って排出されるのです。
水分は90%が血管に戻り、残りはリンパ管を通じて運ばれます。
ところが何らかの原因によって血液やリンパ液の流れが滞って
水分や老廃物がスムーズに運ばれなくなると、細胞の間(細胞間液)に過剰に溜まり、
これが「むくみ」を引き起こすのです。
中でも脚は、心臓から離れている上に重力も重なって、特にむくみやすい場所です。
末端の血液やリンパ液は筋肉がポンプの役割をして送り返されますが、
筋肉が少ない女性はこのポンプ作用が弱く、むくみを起こしやすいと言われます。
このことから、筋肉のポンプ作用を利用して「むくみ」を解消する方法が
<足・腰楽調整>です。
むくみを起こす原因のひとつに腰の動きが悪くなっている人が多いです。
上の血管の図を見ても分かるように、腰周りを緩めることが大事なのが
分かると思います。
★ 足・腰楽調整 ★
1.布団の上に寝ます。
2.右の仙腸関節を軽く押さえます。
3.仙腸関節を押さえた状態で、脚をゆっくり曲げ伸ばしします。
5回
4.左もします。
5.仙腸関節から手を離して、両脚を曲げた状態で左右にゆっくり倒します。
5回
注意:脚をしっかりゆっくり曲げることが「むくみ」を取るカギです。
腰を押してもらえる人がいなくても、寝て脚を曲げ伸ばししてください。
効果は少し落ちますが、回数を増やせば大丈夫です。 10回
骨盤を押さえながら下半身の筋肉を動かすことにより
骨盤が整い、筋ポンプ作用で下半身の血液とリンパ液が流れて
むくみが解消できるのです。
また、風呂上がりに、脚に冷水を1分以上掛けるとより効果があります。
詳しくは「温冷浴健康法」