筋肉痛で入るサウナは、はたして筋トレ効果的に
プラスなのでしょうか、マイナスなのでしょうか。
筋肉痛でサウナに入ると、血液循環が促されて新陳代謝が活性化。
加えて、タンパク質を修復する特殊なタンパク質も増加。
筋肉痛でサウナに入ると、筋トレ前より筋肉が成長する
「超回復」が促進されるのです。
★ サウナは筋肉痛が出たタイミングで入る
筋肉痛の原因となるのは筋繊維の損傷。
そして、損傷した筋繊維が修復されるときに
以前より太くなって回復することで、
筋力アップが図れるのが「超回復」です。
超回復は筋トレあと48~72時間に本格化するもの。
そして、超回復に先立って重要なのが疲労の回復になります。
そのために有効活用したいのがサウナ。
ただし、サウナに入るタイミングは筋肉痛が出たタイミングが有効です。
じつは、筋トレ直後にサウナに入っても超回復には逆効果になります。
というのも、筋トレ後は筋肉とそのまわりの組織に炎症が広がった状態。
筋トレ直後はアイシングして筋肉を冷やすことが鉄則です。
そして、筋トレ直後にサウナに入ると、
筋肉の炎症を修復すべきエネルギーが体を冷やすなど、
別の方面に使われることになります。
結果として、疲労回復を遅らせてしまい、
結果的に超回復に逆効果となってしまうのです。
★ 筋肉痛にサウナは血流促進に効果的
じつは超回復のための疲労回復には、
筋トレあと12~24時間後にサウナが効果を発揮します。
そして、筋トレをして筋肉痛を感じるタイミングも
だいたい同じくらい。サウナで体を芯から温めることで
血流が促進、新陳代謝が活性化するのです。
筋肉痛の解消にも効果的です。
さらに、深部体温が1度上がるようにしっかり体を温めれば、
ヒートショックプロテインが分泌されます。
ヒートショックプロテインは、体を作るタンパク質を修復すること。
筋肉痛を解消するだけでなく、体を再構築する超回復を助けるのです。
筋トレによる超回復を最大化するには、
筋トレ直後は汗の汚れを落とす程度にシャワーを浴びるようにします。
そして、疲労回復のためのサウナは筋肉痛が
出たタイミングで入るようにするのです。
情報提供元:インナーマッスル