新着情報

健康十訓

2018年10月18日 木曜日

健康十訓

 

1.朝起きるときに 軽い体操をする。

 

2.日に一回 大声で笑う。

 

3.歩く早さを時々変える。

 

4.甘い物は 摂り過ぎない。

 

5.インスタント食品は できるだけさける。

 

6.週 一回 アルコールをぬく。

 

7.お風呂は 食前食後 30分以上あける。

 

8.お風呂上りに 水を1分以上かける。

 

9.食事のときには 熱いお茶か味噌汁を飲む。

 

10.食事はゆっくいよく噛む。

 

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ストレスによる4悪がカラダを破壊する

2018年9月19日 水曜日

           福田・安保理論 より

 

ストレスによる4悪がカラダを破壊する

   過度のストレス

    ↓  ↓  ↓

   交感神経優位

    ↓  ↓  ↓

   顆粒球の増加

 

という現象は、体内で次のような障害を

引き起こすのです。

 

1.顆粒球増加は、活性酸素の大量生産による

  組織破壊を起こします。

 

顆粒球は外から入ってきた細菌と闘い、感染症を

防ぐ働きをしています。

 

しかし、増えすぎると体内の元々住んでいる菌を攻撃し、

急性肺炎、急性虫垂炎、腎炎、肝炎、膵炎など

化膿性の炎症を起こし、また、細菌のいないところでは

活性酸素をまき散らし、組織を破壊します。

 

つまり、顆粒球は細菌のいるとこでは化膿性の炎症を

いないところでは組織破壊の炎症を起こすのです。

 

ガン、胃潰瘍、歯槽膿漏、潰瘍性大腸炎、十二指腸潰瘍、

クローン病、痔などは、後者の粘膜が破壊されて起こる炎症です。

 

活性酸素は血管も傷つけ動脈硬化を促進し、心臓病や

脳血管障害が起こりやすくなります。

 

2.血流障害

 

交感神経が分泌するアドレナリンは、血管を収縮させる

作用があります。

 

そのため、交感神経の緊張が続くと、血管が常に収縮され、

全身で血流障害がおきます。

 

よって、細胞に必要な栄養や酸素が届かず、老廃物が停滞

するようになります。

 

体に老廃物がたまれば、痛みやコリ、しびれが現れ、

発がん物質や有害物質が蓄積されれば発がんを

促進します。

 

3.リンパ球の減少

 

交感神経が優位になっているときには、リンパ球が

減少します。

 

リンパ球はウイルスから守る免疫なので、ウイルスと

戦う力が低下して、風邪などを引きやすくなちます。

 

4.排泄、分泌の低下

 

交感神経の緊張が続きますと、臓器や器官の排泄や

分泌機能も低下します。

 

簡単に言うと「捨てるべきゴミが捨てれない」という

状態です。

 

食欲不振や便秘、排泄障害が起きたりします。

胆石、腎臓結石、ウオノメなどができます。

 

このように、交感神経が緊張していると

ストレスでイライラした状態が続くと

カラダが病気になりやすくなります。

梅肉エキスとドーピング

2018年9月1日 土曜日

梅肉エキスとは、青梅を濃縮したエキスのことです。

 

梅干に向くほど黄色く熟する前に収穫した青梅の果肉を

磨り潰し、絞った果汁を元の青梅1キロから20グラム

ほどになるまで煮詰めたものです。

 

非常に酸味が強く、クエン酸・リンゴ酸・コハク酸などの

有機酸が豊富です。

 

疲労回復や血流改善、下痢・便秘、免疫細胞の活性化、

静菌作用、食中毒予防・インフルエンザの予防、

抗酸化作用など、効能をあげればキリがありません。

 

夏バテに対しても、クエン酸の作用が体内で生じる

疲労物質の乳酸を分解し、基礎代謝を活性化することから、

疲労から早期回復が見込めます。

 

梅肉エキスが知られるようになったのは、平成11年に

特有の成分ムメフラールが発見されてからです。

 

ムメフラールは梅肉エキスの製造過程で生成されるもので、

生梅や梅干には含まれません。

 

テレビの健康番組で「血液サラサラ」が話題となったことも

あって、一躍有名になりました。

 

ところで最近、某メーカーの梅肉エキスから、世界アンチ・

ドーピング機構(WADA)が定める禁止物質「ボリジオン」

(たんぱく同化ステロイド)が検出されるということがありました。

 

これは自然界にも普通に存在するもので、含有量も極微量です。

 

実際にドーピングで効果を上げるほど摂取するには1日当たり

2トン以上の梅肉エキスを飲まないといけない計算で、

現実的ではありません。

 

しかし、ドーピング検査の焦点は効果の有無でなく、

あくまでも「陽性反応の有無」です。

 

当核メーカーも「梅肉エキス中のボルジオンからの

副作用、、健康被害は存在しないと考えています」としつつ、

「アスリート(競技者)の方は、ご使用を中止してください」との

コメントを発表しました。

 

ドーピング検査の検体である尿から検出されれば引っかかって

しまう可能性があるので、注意が必要だということです。

 

平成16年に国際オリンピック委員会(IOC)が実施した

調査では、欧米で販売されているサプリメンとのうち

14,8%にたんぱく同化ホルモンが含まれていることが

判明しています。

 

世界アンチ・ドーピング機構や国際陸上競技連盟(JAAF)は、

サプリメントの安易な使用はしなようにと生命を出しています。

 

また、日本陸上競技連盟からは、「日ごろからバランスの

よい食事を摂取するように心がけ、良好な食習慣を身に着けて

くだし。そうすれば、必要な栄養素は食事から安全に摂取する

ことができるのです」との見解を出しています。

 

治療家としてアスリートの治療・サポートにも関わることが

ある者として、日ごろからこうした情報にも気を配っておきたい

ものです。

 

鍼灸柔整新聞 平成30年8月号 食養生の物語 より

痛みを伴う病気「頭痛」

2018年8月29日 水曜日

              福田・安保理論より

 

頭痛には痛み方によって、緊張型頭痛や編頭痛など

いくつかのタイプに分類されています。

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一般的に緊張型頭痛と呼ばれているものは、

精神的疲労や無理な労作姿勢が引き金となって

起こります。

 

心身へのストレスは交感神経の緊張を招き、

頭から首、肩にかけての血流を悪化させます。

 

こうして筋肉が強く緊張すると、頭重と言われる

ような鈍い痛み、頭を締め付けられるような

重苦しい痛みが生じるようになります。

 

一日中デスクワークに縛られ仕事をこなして

いるとき、細かい手作業を続けたときなどは、

特にこのような痛みが起こりやすくなります。

 

その後、仕事が終わってホッと一息ついたとき、

又は体が温まった時に現れるのが、いわゆる

偏頭痛のズキンズキンという痛みです。

 

ストレスから解放されると副交感神経が優位になって、

それまで縛られていた血管が拡張します。

 

血管が拡張するとプロスタグランジンという

物質は、痛みをもたらす作用もあります。

 

血管が開き血流がどっと押し寄せたときに、

ズキンズキンと独特の痛みが生じるのです。

 

消炎鎮痛剤は交感神経を刺激して血管を

閉じる作用がありますから、薬を服用すれば

ズキンズキンという痛みは取れます。

 

しかし、絶えず消炎鎮痛剤で血管を締め上げていると

血流が回復するたびに痛みが押し寄せてきます。

 

これでは、永遠に偏頭痛から逃れることはできません。

 

痛みの再発を防ぐには血流障害を予防しなくてはなりません。

そのためには筋肉の緊張を予防し、ストレスを遠ざける

事が大切です。

 

年単位で薬を服用してきた人は、骨盤内が血流障害に

陥って、婦人科系の病気になることが珍しくないのです。

 

体が猛烈に冷え、<月経困難症→子宮内膜症→卵管癒着→

卵巣嚢腫>という流れでしょうがいを起きます。

 

子宮がんが発症するリスクも高くなります。

 

現在、何らかの痛みを抱えて消炎鎮痛剤を常用して

いる人は、薬の影響で交感神経緊張状態が固定し

血流障害が悪化しているので、別の部位にも痛みが

生じやすくなります。

 

腰痛の人が頭痛もちに、頭痛もちの人がひざ痛に

悩まされるなど、血流障害による痛みは形を変えて

現れます。

 

そうした意味でも消炎鎮痛剤の常用は大変危険です。

 

髙藤整骨院では、頭痛や腰痛などの原因療法を

アドバイスしています。

 

痛みに対して鍼灸治療が効果がありますよ。

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血流を止め組織破壊を促す消炎鎮痛剤

2018年8月19日 日曜日

              福田・安保理論より

 

消炎鎮痛剤はもっとも、みなさんになじみが深い薬ではないでしょうか?

 

バファリンとかノーシン、ロキソニなどの飲む痛み止め、

そして、バンテリンを代表とする塗り薬ですね。

 

目的は頭痛、歯痛、解熱、腰痛等のときに服用しなすよね。

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これらの成分は体内でプロスタグランジンが大量に作られるのを

止めさせる働きがあります。

 

前回にも書きましたようにプロスタグランジンには、

血管を開く、知覚神経を過敏にして痛みを起こします。

発熱させるなどの作用があります。

 

消炎鎮痛剤を使って、プロスタグランジンが減ると

知覚神経は麻痺して痛みは和らぎます。

 

痛みが起こるそもそもの原因は何でしたっけ?

 

答えは、 血流障害です。

 

消炎鎮痛剤はプロスタグランジンを作るのを抑えて

血流障害を起こさせているのです。

 

痛みは一旦、麻痺しますが根本原因は改善されるどころか、

悪化させているのです。

 

頻繁に、又は毎日のように痛む症状に消炎鎮痛剤を

使っていてはダメです。

 

痛みが一旦治まってクスリを止めると、

カラダは血流を再開させるため、再びプロスタグランジンを

作って血管を開き、痛みがぶり返します。

 

血流障害は全身の細胞の活力を奪い、様々な病気を招きます。

消炎鎮痛剤を常用している人は顔の色が悪く、すぐにわかります。

 

クスリは病気の根本治療にはならないと自覚した上で、

頭痛や腰痛が最もつらい時だけ、症状を何割か減らすつもりで

使うのなら良いと思います。

 

けれども、消炎鎮痛剤で症状を止め、これに頼り切って

暮らしていると言うのであれば、そうした生活は改めなければ

いけません。

 

★ 消炎鎮痛剤が引き起こす病気

1、血圧が高い

2、血糖値が高い

3、手足が冷たい

4、子宮内膜症といわれた

5、頭痛、腰痛、生理痛などのカラダのどこかが痛い

6、眠れない、気分が不安だ、疲れやすい、だるい

カラダは治りたがっている

2018年8月17日 金曜日

                 福田・安保理論より

 

病気を治したい、体調不良を解消したいと願うのであれば、

薬の常用をやめ、誤った対症療法から脱却することが大切です。

(ココで言う薬とは病院などでもらうきつい薬のことです)

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とはいえ、現在なんらかの不快な症状を抱えている人は、

その症状があるがゆえに薬から離れるのが怖いと感じる

ことでしょう。

 

人が薬や医療に頼る大きな理由は、「不快な症状は、体を

破壊しようとする現れ」「つらい症状は悪者だ」と

みなしているからです。

 

もちろん、症状からもたらす苦痛から、遠ざかりたい

という気持ちもあるでしょう。

 

病気と正しく付き合うためには、まず、病気に伴って

現れる症状に対するこれらの誤解を解くことが大切です。

 

発熱、痛み、下痢、吐き気だるさなどの様々な不快症状は

すべて体が自ら治ろうとする治療反応であり、悪者ではありません。

 

多くの病気は交感神経の緊張によってもたらせています。(ストレス)

交感神経が緊張すると、血管が締められて血流が悪くなるとともに、

顆粒球が増え、組織破壊が起こります。

 

そこで、カラダは治ろうとするときにこのプロセスの逆をたどります。

すなわち、副交感神経が優位になって、血管を開き、血流を増やして

傷ついた組織を修復するのです。

 

この修復作業のときに動員されるのが、プロスタグランジンと言う

ホルモンです。

 

プロスタクランジンが「痛みを起こす」「発熱させる」などの

働きがあります。

 

風邪でな熱が出るのは白血球のうちリンパ球が風邪のウイルスと

闘っている状態なのです。

 

ウイルスは熱に弱いからです。

つまり熱がでてしまったのではなく、わざと出しているのです。

 

悪寒を感じるのも、早く熱を上げるために体が反応しているからであり、

鼻水も下痢も体内のばい菌を追い出そうとする反応です。

 

ウイルスと闘って勝利が見えてきたら、平熱に戻ります。

この間は4日ほどです。

 

水分を十分にとって、カラダを休めるだけでいいのです。

解熱剤を使うと、体が必要としている「熱と闘う戦力」を

無理やり奪う事になります。

 

膝や腰が痛いときに、消炎鎮痛剤や痛み止めを使うと

先に出たプロスタグランジンの生産を抑えてしまい、

よけいに回復が遅くなります。

 

でも、つらい痛みをほっておけないですよねぇ。

痛みをとり、血行を良くして早く治す、

究極の治療が当院でしています。

病気を治せない不思議な医療

2018年8月9日 木曜日

「薬をやめると病気は治る」安保徹著から抜粋

 

私(ここではの私は安保徹先生です)は

現代学のすべてを否定しているわけではありません。

 

過去100年の間に医学は飛躍的な進歩を遂げました。

麻酔薬の誕生は無痛の手術を可能にし、無菌操作によって

術後感染症も防げるようになりました。

 

戦後は抗生物質の開発が進み、それまでの人命を

奪ってきた多くの感染症を克服することができました。

 

外傷、感染症、急性疾患に果たしてきた現代医学の

役割はきわめて大きく、薬剤が多数の人命を救ってきた

ことは紛れもない事実です。

 

しかし、医療がかかわるのは、生死をさまよう緊急事態

だけではありません。

 

むしろ、慢性病の治療が医療全体の大半を占めています。

その慢性病に目を転じた時、現状はどうでしょう。

 

糖尿病や高血圧高脂血症、心臓病など主々の生活習慣病、

難病といわれるガンや潰瘍性大腸炎、アトピー性皮膚炎など、

病院は年単位で治療を続ける患者さんであふれかえっています。

 

薬物治療は、これらの慢性病に導いてきたといえるでしょうか?

 

残念ながら、「YES」YESとはいいがたいのです。

たとえば腰痛に痛み止めを使えば症状は取れ、

治ったかのように見えます。

 

しかし、痛みはその後も再発します。

薬が無くなると患者さんはまた、やってきて、

医師はまた薬で症状を抑える。その繰り返しです。

 

これは腰痛だけではありません。

アトピー性皮膚炎にはステロイドの軟膏、

高血圧には降圧剤、糖尿病には経口糖尿薬、

目に見える状態を薬で抑え込み、効果が薄くなると

新たな薬を付け加えていく・・・。

 

現代医学は、慢性病に対してほとんど歯が立たなのです。

 

困ったことに薬の多くは、交感神経を緊張させる

作用を持っています。

 

長引けば長引くほど薬の使用期間も長くなり、

カラダの免疫力はますます損なわれていきます。

 

以上が抜粋ですが・・・

 

おわかりのように病院や薬局で出す薬は

その場しのぎのものであって、決して、

カラダを治しているわけではないということですね。

 

では、カラダを治すのは誰か?

それは、あなた自身なのです。

 

あなた自身の免疫力なんですね。

だから、薬を服用する以外に、今までの生活を反省し

食養生や心の持ち方などを見直さなければならない

ということです。

 

その一つが、サプリメントだったり、玄米食だったり、

爪もみ療法だったり、鍼灸治療だったり、マッサージだったり、

ストレス解消法だったりするわけです。

痛みがある所がほぐすところ!?他が原因では・・・

2018年8月7日 火曜日

「腰が痛い」、「膝が痛い」、「首が回らない」などと

整骨院や整形外科に通われている人がたくさんいます。

 

整形外科では、レントゲンやMRIなどに異常がなければ

シップか痛み止めの薬ですよね。

 

整骨院では、腰や膝や首に電気を当ててマッサージが

ほとんどですよね。

 

腰のどの部分が悪いか

膝のどこが悪いか

首のどこが痛いか

 

診察してもらってますか?

 

やみくもに、首や腰、膝をもんでも

その時は何となく楽になったように思いますが、

悪い所が判らずに触っても良くはなりません。

 

腰の痛みにもいろいろあります。

曲げて痛みがある人

伸ばして痛みがある人

捻じって痛みがある人

などなどと

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それぞれ、悪い場所が違います。

 

一ヶ月通っても症状が変わらない人は、

ちゃんと診察をしてもらいましょう。

 

「先生、私の腰のどの部分が悪いんですか?」ってねぇ^^

宿便なんて嘘?しつこい便秘を改善する正しい方法

2018年7月29日 日曜日

                  オールアバウト / 2018年7月29日 より

 

そもそも便秘の定義って? 便秘とはどんな状態か

「便秘がひどくておなかが張る」「ぽっこりおなかを何とかしたい!」

「便秘が続くとお肌が荒れちゃう」「宿便を出せればきれいになれる?」

などなど、便秘にまつわるお悩みは尽きないもの……。

便秘の定義ですが、実は、2~3日に1回しかお通じがなくても、

本人が苦痛でなければ「便秘」ではないのです。

 

でも、毎日お通じがあっても、どうも便が残っている感じや

おなかが張っている感じがしてすっきりしなかったら、

それは便秘と考えます。

いわば、本当に大雑把に言ってしまえば、

「すっきりしない感じ」=「便秘」なのですね。

便秘でおなかが張るのは、便が長い間腸にとどまると

腸内の悪玉菌が増殖してガスが発生するから。

 

また、肌荒れや頭痛の原因は、医学的にはよくわかっていませんが、

一説に、便秘に伴って自律神経の働きが乱れておこるのでは

ないかといわれています。

 

例えば肌荒れは、自律神経の乱れからくる、

皮膚の血行不良が一因ともいわれています。

 

便秘はどうして起こるの? 便秘の原因・種類

便秘は主にがん、腸閉塞などの、はっきり悪いものがあることが明らかで、

それによって食べ物の通り道が障害される「器質性便秘」と、

それ以外の、はっきりした原因がないのに起こる「機能性便秘」に分かれます。

前者の場合は、もちろんその病気を治療しないことには治りません。

でも、大抵は後者の「機能性便秘」なのです。

機能性便秘をとても大雑把に言うと「弛緩性便秘」「痙攣性便秘」に分類されます。

「弛緩性便秘」はその名の通り、腸の緊張が緩んでいて、

蠕動運動が弱く、腸の中で便がなかなか送られないことが原因。

 

高齢者、体力が低下した方、内臓下垂の方に多く見られます。

そしてこのタイプの方は大体「直腸性便秘」といって、

便意を我慢していることによって直腸の神経が鈍く

なっている状態でもあることが多いのです。

「痙攣性便秘」は逆に腸の緊張が強すぎておこります。

過敏性腸症候群という病気の一種で、ストレス→

自律神経に影響→腸が痙攣→腸がくびれて便が通過できない 

ということから便秘が起こります。

 

お腹が痛くなったり、ウサギのようなころころした便がでたり、

便秘と下痢を繰り返したりするのが特徴です。

ちなみにここまでのお話はかなり慢性的な便秘をイメージしていますが、

その他、ストレス(腸の動きは自律神経に支配されているため)、

ダイエット(便の材料不足)、水分摂取量が少ない(便が硬くなる)、

旅行、食事内容などでも便秘は起こります。

いわゆる宿便は存在しない? 多くの人がイメージする宿便は嘘

よく「宿便を出す」という話を聞きますよね。

 

「宿便」は一般的な辞書では「便秘のため、長い間腸の中にたまっていた大便」

(引用:大辞林)と定義されていますが、おそらく医学用語ではないと思います。

そして、ただ単に「便秘のため腸にたまっている便」という意味では「宿便」

は存在すると言えるかもしれません。

 

一般的に言われる「宿便」という言葉は、多分「水道管の壁にこびりついた

ヘドロのようなもの」というイメージで使われているのではないかと思います。

 

まれに「腸にはひだがあるのでその中に便が残ってしまう」といった説明を

しているものを見かけますが、これは医学的にはウソと言わざるを得ません。

というのも、腸はいつもさざなみのようにざわざわ動いているからです。

ですから同じところがずっと谷ということはなく、谷になったり山になったりします。

 

しかも、腸の壁の細胞は数日で生まれ変わって、古いものははがれて

便として排出されます。

 

ちなみに日本人の便は7~8割が水分、残りの1~2割くらいが

腸内細菌の死骸、1割強が食べ物の残りかす、あとは脂肪や

その他のものという構成なのです。

というわけで、腸の中のヘドロという意味での宿便は、

溜まりようがないのです。

便秘解消法1:生活習慣編

筋力低下も便秘の原因に まず、便秘解消法の基本として

よく言われることですが、まずは排便習慣をつけること。

朝、起き抜けに冷たい水を飲むと胃・直腸反射という反射が起こって、

便が出やすくなります。

 

まあ、簡単に言うと、「起きて!」と腸を刺激してあげよう

ということです。

 

水ではなく炭酸飲料も炭酸ガスが胃を刺激するので効果的。

同じ意味で朝食をとる習慣をつけることも大事です。

また、トイレに行きたくなったら我慢しないのは必須。

ただしだらだらいきむと痔の原因になったりするので

5分くらいを目安にしましょう。

 

筋力が少ないと便秘になるので、適度な運動も大事。

特に座り仕事の方、積極的に歩くようにしましょう。

 

また、お腹をマッサージするのも腸を刺激するのでオススメです

女性はホルモンや筋力の関係で便秘になりやすいので、

特に気をつけたいものです。

便秘解消法2:食事編

食物繊維をとったほうがよいのはもう聞き飽きているかも知れませんが、

やっぱり重要です。

 

その他、便秘に効果のある食べ物をあげてみますね。

・食物繊維(かさを増やし、腸の運動を高める)
・果物を食べる(果糖、クエン酸、リンゴ酸、ペクチンなどの成分が効果的、とくにプルーン)
・ビタミンE(はっきりわかっていないが血流改善効果、自律神経を整える効果がある)
・ビタミンB1 、パントテン酸(腸の運動を改善) ・植物油(便のすべりがよくなる)
・アルコール、炭酸飲料(腸を刺激)
・オリゴ糖、ラクツロース(大腸でビフィズス菌などの善玉菌のえさになって腸の運動を改善)
・ヨーグルト(善玉菌を増やし腸の動きを改善)

ちなみに今回の改善法はおもに弛緩性便秘の方に対するものです。

痙攣性便秘の場合は、ちょっとまた別の話になります。

ちょっとしたストレスや生活習慣ですぐ悪化するのが便秘。

できるだけ規則正しい生活習慣を心がけて、便秘にさよならできるといいですね。

 

(文:山田 恵子(医師))

痛みの中枢 神経

2018年7月26日 木曜日

人は目、耳、鼻、舌、皮膚といった感覚器を

通して様々な刺激(情報)を取り入れています。

 

その情報はさらに神経を通して脳へと伝えられ、

「感じ」、また次の行動を起こすができます。

 

私たちは何かを見て「きれい」と感じたり、

何かを口にして「おいしい」と感じたり、

何かに触れて「痛い」と危機を感じたりと・・・

 

人の感覚は特殊感覚と一般感覚の2つに大きく分類

することができます、

 

視覚、聴覚、嗅覚、味覚などの特殊感覚に

含まれています。

 

一般感覚は、さらに体制感覚と内臓感覚に

分けられます。

 

このうち体制感覚には皮膚感覚と深部感覚が

含まていいます。

 

体制感覚は特殊感覚と異なり、感覚器が外から

はっきり見えず、皮膚、筋肉、腱、関節、内臓の壁

そのものに含まれています。

 

刺激(情報)を伝える神経系は、刺激を感じたり、

命令を出したりする役割を果たす中枢神経と、

刺激や命令を伝える役割を果たす末梢神経の

2つに分けられます。

 

末梢神経は感覚器で受け取った刺激を中枢神経に

伝える感覚神経と、筋肉に中枢神経からの命令を

伝える運動神経とに分けることができます。

 

末梢神経は細かく枝分かれして、身体の隅々まで

行きわたっています。

 

刺激(情報)が脳へ正しく伝わらない、もしくは

脳からの命令が正しく筋肉へと伝わらない場合、

障害が発生しているということになります。

 

筋肉は運動指令に応じて

「どの程度収縮すれば良いか」

「どの程度の力が必要か」

などの筋活動の調整も必要になります。

 

中枢からの刺激で、筋肉が収縮したり、伸ばされたり、

運動の程度によって調整しています。

 

当院でしている徒手的マッサージは、

患部にマッサージによる振動刺激療法を施して

筋肉の緊張を緩和、または、筋収縮を促進したりして

直しています。

 

この方法は、古代ギリシャ時代から用いられている療法です!!

診療時間

午前  9:00~12:00
午後  16:00〜20:00

休診日 火曜日以外の午後/日曜日/祝日

アクセス

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〒544-0002
大阪府大阪市生野区小路3-11-20 [MAP]

最寄り駅

「今里駅」より徒歩15分地下鉄千日前線
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「北巽駅」4番出口より徒歩10分

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